初心者が富士山に登るために必要な準備について 「ヤマノススメ」聖地巡礼登山・富士山(の準備編)

アウトドア

富士山に登ります。聖地だから。

「ヤマノススメ」にも登場した富士山!

超人気ゆるふわアウトドアアニメ「ヤマノススメ」は超可愛い女の子たちが登山をするアニメです。健康的で良いですね。2022年10月からは第4期となる「ヤマノススメ Next Summit」の放送も控えております。みんな要チェックですよ!

さてそんな神アニメ「ヤマノススメ」、もちろん山がたくさん出てきます。以前当ブログでも「天覧山」や「三ッ峠」の様子をお届けしましたね。(ちなみにアニメ本編でこれらの間に登場した「高尾山」にももちろん行きました。が、あんまり写真撮ってなくて記事にしてないですw)

そして4番目に彼女たちが登るのが...

「富士山」!!

「ヤマノススメ セカンドシーズン」の新九合目~新十一合目であおいちゃんたちが挑戦しました。富士山は世界文化遺産だそうですが、サツキに言わせれば世界遺産とかの前にアニメの聖地ということが重要なのです。

聖地か...。じゃあ行くしかないな!

言わずと知れた日本一高い山。そんな山にこんなヲタクが登れるのか!?

しっかり準備すれば富士登山は怖くない!

まず、富士山に登るためには色々と準備が必要ですが大雑把に分けますと

  • 物の準備
  • 山小屋の予約
  • 体力づくり

以上三つが必須でしょう。

まあそんなに構えることもないですね。適切な道具をそろえることや体力づくりは登山以外のスポーツでも共通ですし、山小屋の予約なんてスマホでできますから。

順番にまとめていきます!

富士山に登るために必要な物リスト

以下にサツキが登った時に準備したもの一覧をまとめます。「必須」と「必要に応じて」に分けましたが、全部準備しといたほうが良いです。

  • 必須
    • 登山靴(⇒ハイカットがお勧めです。)
    • 雨具(⇒どうせ上着が必要なのと登山中に鞄から取り出すのは面倒なので五合目から着ておくことをお勧めします。)
    • ダウンジャケット(⇒真夏でも山頂付近は雪が残ってる程度には寒いです。)
    • 軍手(⇒岩場が増えてくる&寒いので七合目辺りからつけることをお勧めします。)
    • 行動食(⇒羊羹、チョコレート、かりんとう、塩飴など。)
    • ビニール袋(⇒ゴミ箱はないので行動食のごみを入れる用に。また、ゴミが出にくいようにしておきましょう。)
    • 水分(⇒人にもよりますがサツキの場合は500ml×2本を持って登りました。持っていきすぎても重いですし、高価ですが途中でも買えます。)
    • 現金(六合目以降のトイレは有料ですし、道中の山小屋で飲食物を買えます。)
  • 必要に応じて
    • ダウンジャケット以外の防寒具、着替え(⇒ヒートテックなど下に着ておく&予備を持っておくと良いでしょう。ちなみに山小屋には基本的にシャワーはありません。歯磨きもできません。)
    • ストック(⇒登山用の杖です。登るときより降りるときに楽です。本当に下りの楽さが段違いなので多少高くても購入することをお勧めします。)
    • ヘッドライト(⇒ご来光を見るためには必須、つまり聖地巡礼には必須です。)
    • ウエットティッシュ(⇒基本的に水が貴重なのであった方が何かと便利です。実質必須です。)
    • モバイルバッテリー(⇒登るだけの人には不要ですが大抵は写真撮ったりすると思いますし、富士山は電波が通じるので景色をSNSにも上げれますよ)

()内に軽くコメントしましたがもう少し色々書きます。

登山靴ですがローカット、ミドルカット、ハイカットとあります。低山登山ならローやミドルで構いませんが富士山クラスにもなれば間違いなくハイカットにしといたほうが良いです。

理由としてはとにもかくにも怪我の予防ですね。ハイカット登山靴なら足首付近までしっかり覆ってくれますので岩にぶつけて切ったり擦りむいたりするリスクを減らせます。また、そういう専門的な靴となればつま先の辺りも頑丈に作ってあります。

頑丈な靴はその分重いです。逆に軽い靴は強度に欠けます。体力や経験にもよるでしょうが個人的には多少重くても頑丈な方が良いと思います。

付加機能的な面で言うと「GORETEX(ゴアテックス)」というタグが付いたものを選ぶと良いです。これは防水性が優れた素材を使っていますよという証で、雨が降ってきたり、誤って水たまりに足を突っ込んでも多少なら大丈夫です。ひとたび靴の中が濡れると歩くだけで相当不快なので防水機能はしっかりしたものにしましょう。

値段的には15000円~20000円くらいになると思います。

雨具ですがAmazonで一番人気のこれを買っておけば問題ないです。周りにも同じの着てる人がけっこういました。上着のポケットにファスナーもついているので、お菓子や小銭、軍手もなくす心配なく入れられます。サイズはもちろん、色もたくさんあるのでお好みで選んでください。

行動食ですが、はっきり言って多すぎるくらい持って行っていいです。途中でエネルギー補給できなくなったら終わりなので。チョコ系や羊羹、かりんとうなんかもオーソドックスですが塩飴も大事です。

水分は下で紹介する「富士山ホテル」に宿泊すると水500mlとパックのお茶(200mlくらい?)はもらえました。我慢は禁物ですが飲みすぎるとトイレに困ります。有料ですし設置数も少ないです。とりあえず1L程度持参して足りなければ山小屋で購入するくらいでいいと思います。

買い物は基本的に100円単位ですし、トイレも200円なので100円玉、500円玉をポケットに入れておくと便利です。10円とかは出番無いです。

富士山ホテルのトイレはしっかりゲート付きです。

聖地山小屋の予約

聖地巡礼富士登山はご来光(日の出)を見る必要があるため一泊二日になります。そのため山小屋の予約が必須なのですが、週末となると競争率が相当高いです。

土日に宿泊する場合は遅くとも一か月前には予約しないと全然空いてません。平日ならばそうでもないです。つまり富士山は暇な大学生やフリーター向けの山ってことになりますね。(?)

そもそも富士山が開山しているのが7月上旬~9月上旬の二か月だけですから諸々の準備は5月ごろには始めといたほうがいいでしょう。

ところで、サツキにとっての富士登山はあくまでも聖地巡礼の一環なので泊まりたい山小屋として選択肢は二つだけです。すなわち

  • 八合目の「太子館」
  • 本八合目の「富士山ホテル」

です。これらのうち今回宿泊したのは「富士山ホテル」の方ですのでそちらについてご紹介したいと思います。

富士山ホテル

富士山ホテルの予約は全てスマホで可能です。一般的なホテル同様、予約カレンダーから空いている日にちを選択し、人数など入力します。

注意点としてはgoogleアカウントの作成が必要なので準備しておきましょう。

さらに五合目を出発する時刻を入力する欄もあります。サツキが実際に登った際には12時に「富士スバルライン五合目」を出発し、18時ごろに「富士山ホテル」に到着しました。明るいうちに山小屋に到着できますし、休息も長時間取れるので12時~18時をお勧めします!

体力づくり

最後に体力面についてです。こればっかりはお金で解決できる問題ではありませんね。しっかり備えましょう。

事前の体力づくりとしてまとめますと

  • 習慣的にしっかり息が上がる程度に走る!(週二くらい)
  • ブルガリアンスクワットで追い込む日を作る!(週二くらい?)
  • 当日は高地に体を慣らすためにもゆっくり過ぎるくらいのペースで登る!

サツキの場合、登る2か月ほど前から週に二回ほどランニングをしていました。初めのうちはゆっくり、ほぼ歩きくらいのペースで3kmから始めて、少しずつ距離を伸ばして最終的に7kmほど走っていました。

平地で走って意味あるの?という疑問は持たれるかもしれません。専門家でないので断言できませんが、全く無意味ということはないと思います。付け焼刃程度でも心肺機能は多少は強化されますし、あらかじめ足腰に筋肉痛&回復サイクルを経験させておく(=筋肉をつける)のは大事でしょう。

ちなみに登山に使う筋肉を効果的に鍛えたければ「ブルガリアンスクワット」がお勧めです!

このトレーニングは階段を上がるときに使う、お尻の筋肉を鍛えてくれるもののようです。サツキ自身は登る前にこの情報を知らなかったものですから、実際に登って帰ってきた後はここの筋肉痛がひどかったですw

ふくらはぎとか太ももは全然きつくならなかったので、これはランニングの成果と信じたいです。

当日のペースですが、別でも書きました通りゆっくり登っても山小屋には6時間ほどで到着できます。というか空気が薄いのでゆっくりとしか登れないと思います。

体力づくりは面倒くさいのです。しかし、力尽きてブルドーザーで強制下山する方も見られましたのでここは頑張りましょう。(もちろん小学生や50~60くらいの年配の方でも登頂している方はたくさんいました。)

最後に

今回は富士山に登るために行った事前準備についてまとめました。

富士山レベルの山になると、なめてかかると本当に事故や怪我に繋がりますのでしっかり準備しましょう。

でも逆に言えばきちんとした準備さえすれば大丈夫です。「ヤマノススメ」ファンのヲタクさんたちも登頂できるでしょう。Let’s 聖地巡礼!

近いうちに実際に登った時の様子をお届けしたいと思います。

今回はここまで

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